投稿日:2025年11月15日/更新日:2025年11月15日

子どもの「できた!」を育てる関わり方|家庭でできる褒めポイントの工夫

フォレスト川崎
子どもの「できた!」を育てる関わり方|家庭でできる褒めポイントの工夫

いつもフォレストキッズ川崎教室のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

今回は、お子さまの「できた!」という成功体験を積み重ねるために、日常の中で大人ができる声かけや関わり方の工夫についてご紹介します。

 

◆ 肯定的な注目を意識して増やしましょう

子どもの自信や意欲を育てるためには、肯定的な注目(ポジティブな関わり)を意識して増やすことが大切です。

 

例えば、何かがうまくできたときや頑張っているときに「すごいね!」「がんばったね」と声をかけたり、笑顔でうなずいたりするだけでも、子どもにとっては大きな励みになります。

 

 

一方で、否定的な注目(叱る、ため息、無表情など)が多くなると、子どもは自信を失ったり、「注目されるにはこうするしかない」と誤って学習してしまうことも。

 

特に、困った行動をしたときだけ大人の反応が大きくなると、「注目してもらえた!」と勘違いし、逆にその行動が強化されてしまうことがあります。

 

 

そのため、危険がない範囲では、あえて反応せずにスルーすることも有効な対応方法の一つです。
「注目されない=つまらない」と感じさせることで、自然と行動が落ち着いていくケースもあります。

 

 

◆ ほめ方の5つのポイント

ただ「すごいね!」と声をかけるだけではなく、効果的に子どもに伝わるほめ方にはコツがあります。
以下の5つのポイントを意識すると、子どもたちの自己肯定感がより高まりやすくなります。

 

 

  1. 行動を始めたタイミングでほめる:早い段階で声をかけることで、「見てくれている」と感じられます。

 

 

  1. 目線を合わせて、穏やかな表情で伝える:安心感を持って受け取ることができます。

 

 

  1. 簡単でわかりやすい言葉を使う:年齢に合った表現で伝えると、より伝わりやすくなります。

 

 

  1. 具体的な行動をほめる:「かたづけできたね」「静かに待てているね」など、何をほめているのか明確に。

 

 

  1. その子に合った方法で:声かけだけでなく、ハイタッチやなでなでなど、その子が嬉しいと感じる方法で伝えましょう。

 

 

◆ 日常の中に「ほめポイント」はたくさんあります

子どもをほめるとき、特別なことや目立った行動ばかりに注目してしまいがちですが、何気ない日常の行動こそが、ほめるチャンスなのです。

 

 

例えば、「静かに座っている」「おもちゃを順番に使えている」「手を洗いに行けた」など、大人にとっては当たり前に見える行動でも、子どもにとっては立派な成長の証です。

こうした場面にしっかり気づいて、「かっこよく座っているね」「ちゃんと待ててるよ」と伝えてあげましょう。

 

何も起きていない“静かな時間”は、実は子どもの落ち着きや社会性が表れている貴重な瞬間です。

その時間にこそ注目し、あたたかく声をかけてあげることで、子どもの心はより安定し、自信を持って生活できるようになります。

 

◆ フォレストキッズ川崎教室で大切にしていること

私たちフォレストキッズ川崎教室では、日々の関わりの中で「できたね」「がんばったね」「ゆっくり歩けているね」など、小さな成功や努力を逃さずに声をかけることを大切にしています。

 

その積み重ねが、子どもたちの「もっとやってみよう」「先生に見てほしい!」という前向きな気持ちにつながっていきます。

 

 

ご家庭でも、ぜひお子さまの行動に意識を向けて、よいところを見つけてほめる時間を増やしてみてください。

 

子どもたちの笑顔と自信に、きっと変化があらわれていきます。

 

 


施設概要

 

施設名 フォレストキッズ川崎教室
事業形態 児童発達支援事業
所在地 神奈川県川崎市幸区南幸町2-19
アクセス 川崎駅徒歩6分
電話番号

044-742-8622

対象児童 未就学児
定員 10名
受付時間 10時00分~18時00分
開園曜日 火・水・木・金・土
料金 自治体が定めた利用料
運営 株式会社城南ナーサリー

 


 

よくある質問

 

よくいただく質問と回答を記載しております。質問を選択(タップ)すると、回答が開きます。下記以外で確認したいことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。


顧問の撹上雅彦(かくあげまさひこ)が発達障害を抱える息子への想いをきっかけに、設立した児童発達支援施設であり、すでに全国には10か所の教室(関西・東海・千葉)があります。(2023年4月現在)


未就学児(1歳半~6歳まで)を対象としています。


営業日は火曜日~土曜日の5日間で、日月は休業日となります。営業時間は9:30~18:30です。

※支援時間は10:00~18:00(12:00~13:00は除く)の間に提供させていただきます。


支援時間は基本【1コマ60分】、個別支援となります。


支援内容は以下を基本の3本柱とし、お子様一人ひとりが過ごしやすい環境設定を行っていきます。

1.身体的技能の獲得(感覚統合)
2.知識の習得(学習支援)
3.社会性の習得(SST)


「預かり中心」の児童発達支援とは異なります。通所施設ですので、教室までお子様と一緒に来校ください。

教室には、待合スペースをご用意しておりますので、マジックミラー越しにお子様の支援を見学していただくことができます。

お子様の状況に合わせて、一旦外出され、支援終了時刻5分前にお迎えにお越しいただくことも可能です。


世帯の収入状況に応じて月々の上限額が異なりますが、3-5歳児は無償化対象になります。お住まいの自治体によって定められていますので、面談時に詳しくご説明させていただきます。


いいえ。 お子さまの課題によって、施設が「合う・合わない」があると思います。

『この施設なら通いたい』と感じましたら、見学後利用(契約)していただければと考えております。


通所受給者証は「障害児通所支援」という福祉サービスを利用するために、お住まいの市区町村から交付される証明書です。

療育手帳とは別のものになります。 フォレストキッズ(児童発達支援事業)をご利用になる場合は、この通所受給者証の取得が必要となります。

詳しくはお住まいの自治体にお問い合わせください。


一般的には「評価」「査定」として用いられることが多い用語ですが、障害福祉分野では療育マネジメントに先立って行われる第一段階における「評価」「査定」のことを指します。

今後どのような障害福祉サービスが必要なのか整理するためにおこないます。

具体的には、個別支援計画の作成の際に、今後の療育に必要な見通しや方針をたてるために行われます。

障害福祉サービス利用者が何を求めているのか正しく知り、能力や生活環境などを把握し、確認したうえで生活全般の課題(ニーズ)を抽出します。。

フォレストキッズでは、アセスメントに力を入れています。視覚認知、対人、言葉、感覚、発達段階等を細かく評価いたします。


フォレストキッズでは送迎を行っておりません。安全に通っていただくために、保護者様に送迎をお願いしております。

最寄り駅から徒歩10分以内にあり、近隣にコインパーキングもありますので、電車・お車での送迎も便利な場所となっております。


療育とは「治療」と「保育・教育」を合わせた言葉です。さまざまな障害のある子どもに対し、それぞれに合った治療・教育を行う場所のことを総合的に「療育センター」と呼んでいます。

はっきりとした定義がないため、児童発達支援事業所であるフォレストキッズも「療育センター」に分類される施設のひとつであるといえるでしょう。

フォレストキッズは、早期に必要な指導支援を受け、将来的な本人の負担を軽減するために、障害の有無に関わらず発達の遅れが気になるお子さまの利用も幅広く行うことが特徴です。

日常生活の自立支援や機能訓練をはじめ、遊びや学びの場を提供しています。


放課後デイサービスとは、6歳~18歳までの障害のあるお子さんや発達に特性のあるお子さんが、放課後や夏休みなどの長期休暇に利用できる福祉サービスです。

フォレストキッズ川崎教室は預かり中心の児童発達支援とは異なり、個々に応じた介入教育を早期に提供することを目的とした、未就学児(1~6歳)対象の児童発達支援施設です。


個人によって様々な症状やその程度がありますが、次のような症状があげられます。

①「社会性と対人関係が苦手」、「言葉の遅れ」、「行動や興味の偏り」などの自閉症
②「落ち着きがない」、「集中力がない」などのADHD(注意欠如・多動性障害)
③「読み書きの習得が遅れている」、「文字を書くことが難しい」などの学習障害

※生まれつき脳の機能に偏りがあることで、上記以外のさまざまな特性があると言われています。 気になることやお困りごとが生じたら、早めに専門機関へ相談し、支援を受けられる状況を作ることが大切です。

 

 

 

 
  

 

   

見学希望やご不明な点等は、
メールフォームよりご相談ください

 

 

お問い合わせ後3営業日以内にご連絡いたします。
ささいなことでもお気軽にお問い合わせください。

 

    

 

電話で問い合わせをご希望の方は、右記番号(044-742-8662)をタップしてご連絡ください。

 

 

 


 

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