投稿日:2023年8月1日/更新日:2024年3月4日

原始反射と発達の関係|フォレストキッズ川崎教室

原始反射と発達の関係について記載しています

こんにちは、フォレストキッズ川崎教室です。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

本日は、次のようなお困りごとを抱えている保護者様へ原始反射と発達の関係について記載したいと思います。

 

 

 

●大きな音や光に敏感

●臆病で怖がり

●姿勢が悪い

●キャッチボールが苦手

●細かい作業が苦手

 

 

フォレストキッズにお問い合わせいただく方の中にもこのようなお困りごとをお持ちの方もいらっしゃいます。

これらのお困りごとは原始反射が関係している可能性があります。

 

原始反射とは

原始反射とは、赤ちゃんが生まれながらに持っており、成長していくために必要とされる動きでのことです。

原始反射にはいくつかの種類があり、自身が意識せずに起こる特定の筋肉の現象です。ここでは代表的な反射を紹介します。

 

モロー反射とは

大きな音などで驚く刺激に対して反応します。
指を伸ばし、両手を広げて抱っこを求めるような動きのことです。

 

パーマー反射とは

手のひらに指や物で触れたり押したりすると、3本の指が手のひらを握るような動きのことです。

 

緊張性迷路反射とは

言葉を理解するのは容易でないですが、横抱きなど頭(身体)を広報に傾けたときに、体や手足が曲がる(背中が反り返る)動きのことです。

 

 

原始反射とお困りごとが関係している理由

自身が意識せずに起こる特定の筋肉の現象の原始反射は、個人差はあるものの生後数か月で自然になくなるのが特徴です。

 

原始反射が残っていると、生活の中で冒頭申し上げた様々なお困りごとが出てしまいます。

 ●パーマー反射が出るためお箸やスプーンをうまく使えない。
 ●モロー反射が出るため大きな音や環境の変化に過剰に反応する。
 ●緊張性迷路反射が出るためバランス感覚が悪い、姿勢保持ができない、視覚情報を適切に処理できない(追視ができない)などの問題が出てくることも。

対策

お困りごとがでてしまうと、保護者としては、

 

しっかり座りなさい!

丁寧に字を書きなさい!

落ち着きなさい!

 

などと注意しがちですが、原始反射のためにできなくなっている場合もあるのです。

 

原始反射は成長とともになくなるとされていますが、経験が少ないために原始反射が消失できていないこともあります。

 

ご自宅でもできる原始反射をとるトレーニングを紹介しますので、ご自宅でも試してみてください。

 

フォレストキッズでおこなう療育(トレーニング)

フォレストキッズで実施しているトレーニングを一部ご紹介します。

 

パーマー反射を取るトレーニング

モロー反射が残っていると…多動傾向が強く出たり、少しの刺激でも過敏に反応してしまうことも。
 
この反射を取るために

 

 ●バランスボールに座って前傾姿勢をとる

 ●バランスボールに仰向けにのけぞる

 ●床に寝転んでお団子ポーズをする

 ●床に寝転んで手足を大きく伸ばす

 

などの体操が有効です!!

 

緊張性迷路反射を取るトレーニング

この反射が残っているとバランス感覚が悪く、眼球運動に課題が残りスポーツや学習がうまくできないこともあります。

 

この反射を取るためには腹筋運動が効果的です!

 

原始反射をとるためには、単に運動経験を積み重ねるだけでなく、目的に合った動きをする必要があるります。

 

なかなか上記の動きが難しい場合、幼児さんに有効なのはくすぐり遊びです!

 

くすぐりの中で背中をそらしたり、体を丸めたりする動作を繰り返すことで原始反射を手放すことにつながります!

 

まとめ

原始反射と発達の関係について、今回はブログを書きました。原始反射が残っていると、お困りごとが出てしまうことがあります。

 

もし、多動傾向が出ている場合は、バランスボールに座って前傾姿勢をとったり、床に寝転んでお団子ポーズをしたりしてみてください。

 

また、バランス感覚が気になる場合は、くすぐり遊びをおこなってみてください。

 

今回のブログでは、フォレストキッズの療育について一部の内容しか紹介できませんでした。

 

ブログの内容で解決しない場合は、お気軽にお問い合せください。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

施設概要

 

施設名 フォレストキッズ川崎教室
事業形態 児童発達支援事業
所在地 神奈川県川崎市幸区南幸町2-19
アクセス 川崎駅徒歩6分
電話番号

044-742-8622

対象児童 未就学児
定員 10名
受付時間 10時00分~18時00分
開園曜日 火・水・木・金・土
料金 自治体が定めた利用料
運営 株式会社城南ナーサリー

 


 

よくある質問

 

よくいただく質問と回答を記載しております。質問を選択(タップ)すると、回答が開きます。下記以外で確認したいことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。


顧問の撹上雅彦(かくあげまさひこ)が発達障害を抱える息子への想いをきっかけに、設立した児童発達支援施設であり、すでに全国には10か所の教室(関西・東海・千葉)があります。(2023年4月現在)


未就学児(1歳半~6歳まで)を対象としています。


営業日は火曜日~土曜日の5日間で、日月は休業日となります。営業時間は9:30~18:30です。

※支援時間は10:00~18:00(12:00~13:00は除く)の間に提供させていただきます。


支援時間は基本【1コマ60分】、個別支援となります。


支援内容は以下を基本の3本柱とし、お子様一人ひとりが過ごしやすい環境設定を行っていきます。

1.身体的技能の獲得(感覚統合)
2.知識の習得(学習支援)
3.社会性の習得(SST)


「預かり中心」の児童発達支援とは異なります。通所施設ですので、教室までお子様と一緒に来校ください。

教室には、待合スペースをご用意しておりますので、マジックミラー越しにお子様の支援を見学していただくことができます。

お子様の状況に合わせて、一旦外出され、支援終了時刻5分前にお迎えにお越しいただくことも可能です。


世帯の収入状況に応じて月々の上限額が異なりますが、3-5歳児は無償化対象になります。お住まいの自治体によって定められていますので、面談時に詳しくご説明させていただきます。


いいえ。 お子さまの課題によって、施設が「合う・合わない」があると思います。

『この施設なら通いたい』と感じましたら、見学後利用(契約)していただければと考えております。


通所受給者証は「障害児通所支援」という福祉サービスを利用するために、お住まいの市区町村から交付される証明書です。

療育手帳とは別のものになります。 フォレストキッズ(児童発達支援事業)をご利用になる場合は、この通所受給者証の取得が必要となります。

詳しくはお住まいの自治体にお問い合わせください。


一般的には「評価」「査定」として用いられることが多い用語ですが、障害福祉分野では療育マネジメントに先立って行われる第一段階における「評価」「査定」のことを指します。

今後どのような障害福祉サービスが必要なのか整理するためにおこないます。

具体的には、個別支援計画の作成の際に、今後の療育に必要な見通しや方針をたてるために行われます。

障害福祉サービス利用者が何を求めているのか正しく知り、能力や生活環境などを把握し、確認したうえで生活全般の課題(ニーズ)を抽出します。。

フォレストキッズでは、アセスメントに力を入れています。視覚認知、対人、言葉、感覚、発達段階等を細かく評価いたします。


フォレストキッズでは送迎を行っておりません。安全に通っていただくために、保護者様に送迎をお願いしております。

最寄り駅から徒歩10分以内にあり、近隣にコインパーキングもありますので、電車・お車での送迎も便利な場所となっております。


療育とは「治療」と「保育・教育」を合わせた言葉です。さまざまな障害のある子どもに対し、それぞれに合った治療・教育を行う場所のことを総合的に「療育センター」と呼んでいます。

はっきりとした定義がないため、児童発達支援事業所であるフォレストキッズも「療育センター」に分類される施設のひとつであるといえるでしょう。

フォレストキッズは、早期に必要な指導支援を受け、将来的な本人の負担を軽減するために、障害の有無に関わらず発達の遅れが気になるお子さまの利用も幅広く行うことが特徴です。

日常生活の自立支援や機能訓練をはじめ、遊びや学びの場を提供しています。


放課後デイサービスとは、6歳~18歳までの障害のあるお子さんや発達に特性のあるお子さんが、放課後や夏休みなどの長期休暇に利用できる福祉サービスです。

フォレストキッズ川崎教室は預かり中心の児童発達支援とは異なり、個々に応じた介入教育を早期に提供することを目的とした、未就学児(1~6歳)対象の児童発達支援施設です。


個人によって様々な症状やその程度がありますが、次のような症状があげられます。

①「社会性と対人関係が苦手」、「言葉の遅れ」、「行動や興味の偏り」などの自閉症
②「落ち着きがない」、「集中力がない」などのADHD(注意欠如・多動性障害)
③「読み書きの習得が遅れている」、「文字を書くことが難しい」などの学習障害

※生まれつき脳の機能に偏りがあることで、上記以外のさまざまな特性があると言われています。 気になることやお困りごとが生じたら、早めに専門機関へ相談し、支援を受けられる状況を作ることが大切です。

 

 

 

 
  

 

   

見学希望やご不明な点等は、
メールフォームよりご相談ください

 

 

お問い合わせ後3営業日以内にご連絡いたします。
ささいなことでもお気軽にお問い合わせください。

 

    

 

電話で問い合わせをご希望の方は、右記番号(044-742-8662)をタップしてご連絡ください。

 

 

 


 

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