投稿日:2023年7月25日/更新日:2023年7月25日

場面の切り替えと癇癪への対応例|フォレストキッズ川崎教室

場面の切り替えと癇癪の対応例 フォレストキッズ川崎教室

こんにちは、児童発達支援施設フォレストキッズ川崎教室です。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回のブログでは、当教室がおこなっている「場面の切り替え方法」と癇癪をおこしたお子さまへの対応例について記載したいと思います。

 

場面の切り替え方法

まずは、場面の切り替え方法についてです。

本日の療育では、切り替えができるようになること大切にしました。フォレストキッズ川崎教室 場面の切り替え

視覚的に今日のスケジュールを提示し、見通しを持って活動に参加できるようにしていきます。

 

フォレストキッズ川崎教室では、未就学のお子さまへの療育をおこなっていますので、数字が読めないことも考えて指数字のイラストを併用しています。

 

写真では5つの活動を提示していますが、そこまで長い見通しが難しいお子さまには「いますること」と「つぎにすること」の2つの提示をおこなうこともあります。

 

スケジュールの理解が難しい場合は、写真から指導員と一緒に選んで進めていくこともあります。

 

そのときのポイントは、全ての活動をお子さまの希望通りにしてしまわないことです。

 

指導員のペースにのせる時間もしっかり確保したり、終わりの区切りをハッキリさせます。

 

お子さまが、まだ活動を続けたくても提示した時間で必ず終わるようにしました。

 

癇癪を起こすこともありますが、その癇癪を減らしていくこと目標にすることも療育です。

 

癇癪の対応例

お子さまによって対応は異なりますが、癇癪は戦略的無視が効果を発揮することがあります。

 

「無視」という言葉だと悪い印象がありますが、状況を把握しながら取り入れます。

 

お子さまが癇癪を起したとき、かまってしまうことで
「泣けば思い通りになる」
「暴れれば思い通りになる」と誤った学習をしてしまいます。

 

保護者としては、誤った学習をさせても、癇癪がおさまれば良いと思うことがあると思います。短期的にはそのままで良いかもしれません。

 

しかし長期的な成長を考えますと、誤った学習はなるべく避けたいものです。

 

「癇癪を起すと望む結果に繋がる」ではなく、「癇癪をおこして泣き止んだ時、こちらの指示が入った時に望む結果に繋がる」となるように、席に戻れた時などに思いきり褒めることで、好ましい行動が増えていくことが期待できます。

 

人目が多くある場所では、簡単ではないと思いますが、ご自宅や人目が少ない場所では、「戦略的無視」をおこなってみてください。

 

まとめ

 

今回のブログ「場面の切り替えと癇癪への対応例」についてまとめますと、

 

 

・フォレストキッズ川崎教室の療育では、見通しを持って行動ができるよう「見える化」をしています。

 

・癇癪を持っているお子さまへは、戦略的無視をおこなうことを取り入れています。

 

・「癇癪後、泣き止んで望ましい行動が取れたら」思いっきり褒めるなどして、好ましい行動が増えるよう心掛けています。

 

 

 

ご覧いただきありがとうございました。

 

ご質問やご不明な点等ございましたら、お気軽にお問合せください。

 

 

 

 

施設概要

 

施設名 フォレストキッズ川崎教室
事業形態 児童発達支援事業
所在地 神奈川県川崎市幸区南幸町2-19
アクセス 川崎駅徒歩6分
電話番号

044-742-8622

対象児童 未就学児
定員 10名
受付時間 10時00分~18時00分
開園曜日 火・水・木・金・土
料金 自治体が定めた利用料
運営 株式会社城南ナーサリー

 

 

 

 

 


 

よくある質問

 

よくいただく質問と回答を記載しております。質問を選択(タップ)すると、回答が開きます。下記以外で確認したいことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。


顧問の撹上雅彦(かくあげまさひこ)が発達障害を抱える息子への想いをきっかけに、設立した児童発達支援施設であり、すでに全国には10か所の教室(関西・東海・千葉)があります。(2023年4月現在)


未就学児(1歳半~6歳まで)を対象としています。


営業日は火曜日~土曜日の5日間で、日月は休業日となります。営業時間は9:30~18:30です。

※支援時間は10:00~18:00(12:00~13:00は除く)の間に提供させていただきます。


支援時間は基本【1コマ60分】、個別支援となります。


支援内容は以下を基本の3本柱とし、お子様一人ひとりが過ごしやすい環境設定を行っていきます。

1.身体的技能の獲得(感覚統合)
2.知識の習得(学習支援)
3.社会性の習得(SST)


「預かり中心」の児童発達支援とは異なります。通所施設ですので、教室までお子様と一緒に来校ください。

教室には、待合スペースをご用意しておりますので、マジックミラー越しにお子様の支援を見学していただくことができます。

お子様の状況に合わせて、一旦外出され、支援終了時刻5分前にお迎えにお越しいただくことも可能です。


世帯の収入状況に応じて月々の上限額が異なりますが、3-5歳児は無償化対象になります。お住まいの自治体によって定められていますので、面談時に詳しくご説明させていただきます。


いいえ。 お子さまの課題によって、施設が「合う・合わない」があると思います。

『この施設なら通いたい』と感じましたら、見学後利用(契約)していただければと考えております。


通所受給者証は「障害児通所支援」という福祉サービスを利用するために、お住まいの市区町村から交付される証明書です。

療育手帳とは別のものになります。 フォレストキッズ(児童発達支援事業)をご利用になる場合は、この通所受給者証の取得が必要となります。

詳しくはお住まいの自治体にお問い合わせください。


一般的には「評価」「査定」として用いられることが多い用語ですが、障害福祉分野では療育マネジメントに先立って行われる第一段階における「評価」「査定」のことを指します。

今後どのような障害福祉サービスが必要なのか整理するためにおこないます。

具体的には、個別支援計画の作成の際に、今後の療育に必要な見通しや方針をたてるために行われます。

障害福祉サービス利用者が何を求めているのか正しく知り、能力や生活環境などを把握し、確認したうえで生活全般の課題(ニーズ)を抽出します。。

フォレストキッズでは、アセスメントに力を入れています。視覚認知、対人、言葉、感覚、発達段階等を細かく評価いたします。


フォレストキッズでは送迎を行っておりません。安全に通っていただくために、保護者様に送迎をお願いしております。

最寄り駅から徒歩10分以内にあり、近隣にコインパーキングもありますので、電車・お車での送迎も便利な場所となっております。


療育とは「治療」と「保育・教育」を合わせた言葉です。さまざまな障害のある子どもに対し、それぞれに合った治療・教育を行う場所のことを総合的に「療育センター」と呼んでいます。

はっきりとした定義がないため、児童発達支援事業所であるフォレストキッズも「療育センター」に分類される施設のひとつであるといえるでしょう。

フォレストキッズは、早期に必要な指導支援を受け、将来的な本人の負担を軽減するために、障害の有無に関わらず発達の遅れが気になるお子さまの利用も幅広く行うことが特徴です。

日常生活の自立支援や機能訓練をはじめ、遊びや学びの場を提供しています。


放課後デイサービスとは、6歳~18歳までの障害のあるお子さんや発達に特性のあるお子さんが、放課後や夏休みなどの長期休暇に利用できる福祉サービスです。

フォレストキッズ川崎教室は預かり中心の児童発達支援とは異なり、個々に応じた介入教育を早期に提供することを目的とした、未就学児(1~6歳)対象の児童発達支援施設です。


個人によって様々な症状やその程度がありますが、次のような症状があげられます。

①「社会性と対人関係が苦手」、「言葉の遅れ」、「行動や興味の偏り」などの自閉症
②「落ち着きがない」、「集中力がない」などのADHD(注意欠如・多動性障害)
③「読み書きの習得が遅れている」、「文字を書くことが難しい」などの学習障害

※生まれつき脳の機能に偏りがあることで、上記以外のさまざまな特性があると言われています。 気になることやお困りごとが生じたら、早めに専門機関へ相談し、支援を受けられる状況を作ることが大切です。

 

 

 

 
  

 

   

見学希望やご不明な点等は、
メールフォームよりご相談ください

 

 

お問い合わせ後3営業日以内にご連絡いたします。
ささいなことでもお気軽にお問い合わせください。

 

    

 

電話で問い合わせをご希望の方は、右記番号(044-742-8662)をタップしてご連絡ください。

 

 

 


 

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