投稿日:2023年6月18日/更新日:2023年7月25日

注意力散漫を和らげる対策(その1)|フォレストキッズ川崎教室

フォレストキッズ川崎教室の療育プログラムの一れを紹介します

こんにちは、フォレストキッズ川崎教室です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

このブログでは、落ち着きのないことや注意力が散漫しているお子さまに悩んでいる保護者の方向けに記載したいと思います。

 

それでは始めてまいりましょう!

 

注意力散漫の要因と対策

発達障害のお子様は感覚が過敏あるいは鈍いことが多く、それが不器用さや落ち着きのなさ、注意力散漫へつながっていると言われています。

 

そのため、自分では自覚しにくい触覚・固有覚・前庭覚を調整する「感覚統合療法」をおこなっていくことが和らげていくことに繋がります。

 

 

感覚統合とは

複数の感覚を整理して処理をする脳の機能のことを言います。

 

感覚は、視覚・聴覚・味覚・嗅覚といった自覚しやすい感覚4個と、触覚や固有覚・前庭覚といった自覚しにくい感覚3個に分けられています。

 

まず、その中でも「触覚」についてご案内いたします。

 

触覚について

「触覚」は、情緒の発達と密接に関係し、触覚刺激の許容度を広げることは、人の介入やイレギュラーな出来事を受け入れることへと繋がっていきます。

 

ものに触れたときの皮膚感覚(触覚)が未発達ですと、特定の刺激を好んだり、共感性の発達(思いやり)を阻害する場合があります。

 

 

 

触覚に関する支援の一例

フォレストキッズの支援では、スライム遊びや、絵具を使ったペイント遊び、粘土などをおこなっています。

 

スライムの中にお子様の好きなものや興味に合わせた宝物を詰め込むと、少し緊張しながらもゆっくりスライムに触れて、大好きな「アンパンマン!!」を取り出し、大きな声で喜びを伝えてくれます。

 

キラキラの指輪をご自身の指に着けてみたりと、スライムの感触を楽しんだり、大好きなものを見つけられた嬉しい気持ちを共有してくれます。

 

お子様の様子を見ながら、スモールステップで様々な感覚を取りいれていければと思います。

 

 

今日は以上です。

 

今回のブログでは、注意力散漫の要因と和らげる対策について記載しました。

 

固有覚や前庭覚についても引き続き、ご案内してまいります!

 

フォレストキッズの療育方針

 

フォレストキッズは、発達障害(ADHD、LD、自閉スペクトラム症)に特化した児童発達支援施設です。

 

フォレストキッズでは、

 1.身体的技能の獲得(感覚統合)

 2.知識の獲得(学習支援)

 3.社会性の修得(SST)

を基本の三本柱とし、介入教育を幼児期の早期に導入することを目的とした療育中心の児童発達支援を行っています。

 

基本的に従来の「預かり中心」の児童発達支援とは異なる施設となります。

 

 

 

提供するサービスと特長

1コマ60分でおこないます。

 

アセスメントに力を入れており、ご家族からの情報や指導員とのやりとりをもとに、一人ひとりに応じた課題の設定や到達目標を決定します。

 

お子様が楽しく取り組める課題の中に、力を伸ばす成長するしかけを盛り込んでいきます。

教具

 

SST(ソーシャルスキルトレーニング)

社会で生活していくためのスキルを身につける訓練のことを言います。

 

対人関係を良好に保つためのスキルを身につけ、自分に自信を持って生活することやストレスの対処、問題の解決などができることを目標とします。

 

フォレストキッズでは、一人ひとりの発達段階に応じたSSTを実施していきます。

 

身辺自立・学習支援

食事や着替えにつながる基本的な生活動作を身につけること(身辺自立)や、学習・言葉の支援を行います。
 
 
いずれも対象となるお子さまの発達段階をしっかりと把握したうえで、スモールステップのプログラムを検討します。
 
 
「できた!」や「楽しい!」を積み重ねることで、意欲を高めるとともに自信につなげます。
 

感覚統合支援

感覚統合とは、複数の感覚を整理して処理をする脳の機能のこと。

 

一般的に発達障害のお子さんは感覚が過敏あるいは鈍いことが多く、それが不器用さや落ち着きのなさ、注意力散漫などといった特性につながります。

 

フォレストキッズでは、感覚統合と密接に関係する「触覚(触ったり触られたときの皮膚の覚)」、「前庭覚(身体のバランスをとる感覚)」、「固有覚(筋肉や関節の状態を感じる感覚)」の感覚入力を調整する「感覚統合療法」を積極的に取り入れています。

 

 

 

施設概要

 

施設名 フォレストキッズ川崎教室
事業形態 児童発達支援事業
所在地 神奈川県川崎市幸区南幸町2-19
アクセス 川崎駅徒歩6分
電話番号

044-742-8622

対象児童 未就学児
定員 10名
受付時間 10時00分~18時00分
開園曜日 火・水・木・金・土
料金 自治体が定めた利用料
運営 株式会社城南ナーサリー

 

 

 

 


 

よくある質問

 

よくいただく質問と回答を記載しております。質問を選択(タップ)すると、回答が開きます。下記以外で確認したいことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。


顧問の撹上雅彦(かくあげまさひこ)が発達障害を抱える息子への想いをきっかけに、設立した児童発達支援施設であり、すでに全国には10か所の教室(関西・東海・千葉)があります。(2023年4月現在)


未就学児(1歳半~6歳まで)を対象としています。


営業日は火曜日~土曜日の5日間で、日月は休業日となります。営業時間は9:30~18:30です。

※支援時間は10:00~18:00(12:00~13:00は除く)の間に提供させていただきます。


支援時間は基本【1コマ60分】、個別支援となります。


支援内容は以下を基本の3本柱とし、お子様一人ひとりが過ごしやすい環境設定を行っていきます。

1.身体的技能の獲得(感覚統合)
2.知識の習得(学習支援)
3.社会性の習得(SST)


「預かり中心」の児童発達支援とは異なります。通所施設ですので、教室までお子様と一緒に来校ください。

教室には、待合スペースをご用意しておりますので、マジックミラー越しにお子様の支援を見学していただくことができます。

お子様の状況に合わせて、一旦外出され、支援終了時刻5分前にお迎えにお越しいただくことも可能です。


世帯の収入状況に応じて月々の上限額が異なりますが、3-5歳児は無償化対象になります。お住まいの自治体によって定められていますので、面談時に詳しくご説明させていただきます。


いいえ。 お子さまの課題によって、施設が「合う・合わない」があると思います。

『この施設なら通いたい』と感じましたら、見学後利用(契約)していただければと考えております。


通所受給者証は「障害児通所支援」という福祉サービスを利用するために、お住まいの市区町村から交付される証明書です。

療育手帳とは別のものになります。 フォレストキッズ(児童発達支援事業)をご利用になる場合は、この通所受給者証の取得が必要となります。

詳しくはお住まいの自治体にお問い合わせください。


一般的には「評価」「査定」として用いられることが多い用語ですが、障害福祉分野では療育マネジメントに先立って行われる第一段階における「評価」「査定」のことを指します。

今後どのような障害福祉サービスが必要なのか整理するためにおこないます。

具体的には、個別支援計画の作成の際に、今後の療育に必要な見通しや方針をたてるために行われます。

障害福祉サービス利用者が何を求めているのか正しく知り、能力や生活環境などを把握し、確認したうえで生活全般の課題(ニーズ)を抽出します。。

フォレストキッズでは、アセスメントに力を入れています。視覚認知、対人、言葉、感覚、発達段階等を細かく評価いたします。


フォレストキッズでは送迎を行っておりません。安全に通っていただくために、保護者様に送迎をお願いしております。

最寄り駅から徒歩10分以内にあり、近隣にコインパーキングもありますので、電車・お車での送迎も便利な場所となっております。


療育とは「治療」と「保育・教育」を合わせた言葉です。さまざまな障害のある子どもに対し、それぞれに合った治療・教育を行う場所のことを総合的に「療育センター」と呼んでいます。

はっきりとした定義がないため、児童発達支援事業所であるフォレストキッズも「療育センター」に分類される施設のひとつであるといえるでしょう。

フォレストキッズは、早期に必要な指導支援を受け、将来的な本人の負担を軽減するために、障害の有無に関わらず発達の遅れが気になるお子さまの利用も幅広く行うことが特徴です。

日常生活の自立支援や機能訓練をはじめ、遊びや学びの場を提供しています。


放課後デイサービスとは、6歳~18歳までの障害のあるお子さんや発達に特性のあるお子さんが、放課後や夏休みなどの長期休暇に利用できる福祉サービスです。

フォレストキッズ川崎教室は預かり中心の児童発達支援とは異なり、個々に応じた介入教育を早期に提供することを目的とした、未就学児(1~6歳)対象の児童発達支援施設です。


個人によって様々な症状やその程度がありますが、次のような症状があげられます。

①「社会性と対人関係が苦手」、「言葉の遅れ」、「行動や興味の偏り」などの自閉症
②「落ち着きがない」、「集中力がない」などのADHD(注意欠如・多動性障害)
③「読み書きの習得が遅れている」、「文字を書くことが難しい」などの学習障害

※生まれつき脳の機能に偏りがあることで、上記以外のさまざまな特性があると言われています。 気になることやお困りごとが生じたら、早めに専門機関へ相談し、支援を受けられる状況を作ることが大切です。

 

 

 

 
  

 

   

見学希望やご不明な点等は、
メールフォームよりご相談ください

 

 

お問い合わせ後3営業日以内にご連絡いたします。
ささいなことでもお気軽にお問い合わせください。

 

    

 

電話で問い合わせをご希望の方は、右記番号(044-742-8662)をタップしてご連絡ください。

 

 

 


 

最新の記事

202404/19
見える化

言葉の理解力が弱いかもって思ったら「見える化」を意識してみよう

  私の子どもは、言葉で話した内容の理解力が乏しいのか、伝えた内容どおり動いてくれないのです。何か良い方法はありませんか。   こんにちは、フォレストキッズ川崎教室です。   今回は、上に書かれたようなお悩みを […]

202403/23
子ども 言葉かけ 大切なポイント 3つ

子どもに言葉をかける大切な3つのポイント|フォレストキッズ川崎教室

こんにちは、フォレストキッズ川崎教室です。   本日は、お子さまが困ったとき・戸惑ったときの有効な言葉かけをご紹介します。     お子さまの発達段階によっては、言われたことをうまく理解できずないことがあります。     […]

202403/04
フォレストキッズ川崎教室で使用している教材を紹介します。

教材紹介(スラックレール)|フォレストキッズ川崎教室

こんにちは、フォレストキッズ川崎教室です。   日に日に暖かい日が増えてまいりました。少しずつ春が近づいてきましたね♪   今回は教室で使用している教材(スラックレール)をご紹介します。 スラックレールの使い方 […]