投稿日:2025年6月16日/更新日:2025年6月16日

幼児期に見られる吃音の特徴と家庭でできる関わり方


こんにちは。フォレストキッズ川崎教室です。

新緑がまぶしく、季節の移り変わりを感じるこの頃。今回は、「吃音(きつおん)」に関する研修で学んだ内容の一部を、保護者の皆さまにもご紹介したいと思います。

 

吃音とは?

 

吃音とは、「ことばがつかえる」「音や語を繰り返す」「引き伸ばす」などの特徴があり、スムーズに話すことが難しい状態を指します。

 

特に2〜5歳頃の幼児期に多く見られますが、この時期に現れる吃音の多くは一時的なものと言われています。

 

ただし、症状が長く続く場合や、日常生活に支障をきたすようなケースでは、専門的な支援が必要となることもあります。

 

吃音のあるお子さんとの関わり方のポイント💡

吃音があるお子さんと接する際に、大人がどのような対応をするかは非常に重要です。

 

安心できる関係の中で、自然に会話を楽しめる環境を整えることが、お子さんの言葉の育ちを支える土台となります。

 

 

  • ① 話し方を無理に直そうとしない

    「ゆっくり話してごらん」などの声かけは、子どもにとってプレッシャーになってしまうこともあります。話し方よりも「伝えたい気持ち」に目を向け、そのままの言葉を受けとめるようにしましょう。

  •  
  • ② 言い直しや代弁は控える

  • 子どもが言葉につまづいていると、つい大人が先回りして代わりに言ったり、「こう言うんだよ」と言い直させたりしてしまいがちです。しかし、それは子どもの自信を損なうことにつながるため、控えることが大切です。

 

  • ③ 吃音を特別視しない

    吃音があるからといって、過度に心配したり「変わっている」と思う必要はありません。ありのままのお子さんを受け入れ、日常の中で自然に接していきましょう。

 

  • ④ 話す機会を大切に

    「話さなくてもいいよ」といった声かけは、話すことへの意欲を奪ってしまうことも。話す楽しさや安心感を感じられるよう、会話の機会を大切にしていきましょう。

 

ご家庭でできるサポート💡

家庭での関わりも、お子さまにとって大きな支えとなります。毎日の何気ないやりとりの中に、ことばの育ちを促すヒントがたくさんあります。

 

  • ① 話の内容を最後まで聞く姿勢

    話し方にとらわれず、何を伝えたいのかにしっかりと耳を傾けましょう。「ちゃんと聞いてるよ」という気持ちを、表情やうなずきなどでも伝えてあげると安心につながります。

  •  
  • ② 話し方への過度な指摘は控えめに

    「もう一度言ってみて」「もっとはっきり話して」などの指摘は、子どもにプレッシャーを与える可能性があります。

  •  
  • スムーズに話せなくても、焦らずゆったりとした対応を心がけましょう。
  •  
  • ③ 安心して話せる家庭環境を

    兄弟姉妹がいる場合は、「順番でお話ししようね」といったルールを設けることで、安心して自分の番を待つことができ、落ち着いて話す練習にもなります。

  •  
  • また、1対1で向き合える時間をつくり、子どもが自分のペースで話せるよう配慮することも有効です。

 

吃音があっても大丈夫。

吃音があっても、子どもたちは毎日たくさんのことを感じ、考え、伝えようとしています。大切なのは、「うまく話すこと」ではなく、「伝えようとする気持ち」をまるごと受け止めてあげること。

それが、子どもの自己肯定感や表現する力を育む大きな支援になります🌈

 

フォレストキッズ川崎教室では、発達に不安のあるお子さまも含め、すべてのお子さまが安心して自己表現できる環境づくりを心がけています。

 

お子さま一人ひとりの個性に寄り添い、保護者の方と共に成長を見守っていきたいと考えています。

 

ご家庭で気になることやご相談がありましたら、いつでもお気軽にお声かけくださいね。今後も安心して通える教室づくりに取り組んでまいります。

 
 
 

 

LINEで問い合わせる

 

  1. この記事は、当教室が作成した内容を基に、ChatGPTの編集機能を活用して文章を整えております。

 

施設概要

 

施設名 フォレストキッズ川崎教室
事業形態 児童発達支援事業
所在地 神奈川県川崎市幸区南幸町2-19
アクセス 川崎駅徒歩6分
電話番号

044-742-8622

対象児童 未就学児
定員 10名
受付時間 10時00分~18時00分
開園曜日 火・水・木・金・土
料金 自治体が定めた利用料
運営 株式会社城南ナーサリー

 


 

よくある質問

 

よくいただく質問と回答を記載しております。質問を選択(タップ)すると、回答が開きます。下記以外で確認したいことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。


顧問の撹上雅彦(かくあげまさひこ)が発達障害を抱える息子への想いをきっかけに、設立した児童発達支援施設であり、すでに全国には10か所の教室(関西・東海・千葉)があります。(2023年4月現在)


未就学児(1歳半~6歳まで)を対象としています。


営業日は火曜日~土曜日の5日間で、日月は休業日となります。営業時間は9:30~18:30です。

※支援時間は10:00~18:00(12:00~13:00は除く)の間に提供させていただきます。


支援時間は基本【1コマ60分】、個別支援となります。


支援内容は以下を基本の3本柱とし、お子様一人ひとりが過ごしやすい環境設定を行っていきます。

1.身体的技能の獲得(感覚統合)
2.知識の習得(学習支援)
3.社会性の習得(SST)


「預かり中心」の児童発達支援とは異なります。通所施設ですので、教室までお子様と一緒に来校ください。

教室には、待合スペースをご用意しておりますので、マジックミラー越しにお子様の支援を見学していただくことができます。

お子様の状況に合わせて、一旦外出され、支援終了時刻5分前にお迎えにお越しいただくことも可能です。


世帯の収入状況に応じて月々の上限額が異なりますが、3-5歳児は無償化対象になります。お住まいの自治体によって定められていますので、面談時に詳しくご説明させていただきます。


いいえ。 お子さまの課題によって、施設が「合う・合わない」があると思います。

『この施設なら通いたい』と感じましたら、見学後利用(契約)していただければと考えております。


通所受給者証は「障害児通所支援」という福祉サービスを利用するために、お住まいの市区町村から交付される証明書です。

療育手帳とは別のものになります。 フォレストキッズ(児童発達支援事業)をご利用になる場合は、この通所受給者証の取得が必要となります。

詳しくはお住まいの自治体にお問い合わせください。


一般的には「評価」「査定」として用いられることが多い用語ですが、障害福祉分野では療育マネジメントに先立って行われる第一段階における「評価」「査定」のことを指します。

今後どのような障害福祉サービスが必要なのか整理するためにおこないます。

具体的には、個別支援計画の作成の際に、今後の療育に必要な見通しや方針をたてるために行われます。

障害福祉サービス利用者が何を求めているのか正しく知り、能力や生活環境などを把握し、確認したうえで生活全般の課題(ニーズ)を抽出します。。

フォレストキッズでは、アセスメントに力を入れています。視覚認知、対人、言葉、感覚、発達段階等を細かく評価いたします。


フォレストキッズでは送迎を行っておりません。安全に通っていただくために、保護者様に送迎をお願いしております。

最寄り駅から徒歩10分以内にあり、近隣にコインパーキングもありますので、電車・お車での送迎も便利な場所となっております。


療育とは「治療」と「保育・教育」を合わせた言葉です。さまざまな障害のある子どもに対し、それぞれに合った治療・教育を行う場所のことを総合的に「療育センター」と呼んでいます。

はっきりとした定義がないため、児童発達支援事業所であるフォレストキッズも「療育センター」に分類される施設のひとつであるといえるでしょう。

フォレストキッズは、早期に必要な指導支援を受け、将来的な本人の負担を軽減するために、障害の有無に関わらず発達の遅れが気になるお子さまの利用も幅広く行うことが特徴です。

日常生活の自立支援や機能訓練をはじめ、遊びや学びの場を提供しています。


放課後デイサービスとは、6歳~18歳までの障害のあるお子さんや発達に特性のあるお子さんが、放課後や夏休みなどの長期休暇に利用できる福祉サービスです。

フォレストキッズ川崎教室は預かり中心の児童発達支援とは異なり、個々に応じた介入教育を早期に提供することを目的とした、未就学児(1~6歳)対象の児童発達支援施設です。


個人によって様々な症状やその程度がありますが、次のような症状があげられます。

①「社会性と対人関係が苦手」、「言葉の遅れ」、「行動や興味の偏り」などの自閉症
②「落ち着きがない」、「集中力がない」などのADHD(注意欠如・多動性障害)
③「読み書きの習得が遅れている」、「文字を書くことが難しい」などの学習障害

※生まれつき脳の機能に偏りがあることで、上記以外のさまざまな特性があると言われています。 気になることやお困りごとが生じたら、早めに専門機関へ相談し、支援を受けられる状況を作ることが大切です。

 

 

 

 
  

 

   

見学希望やご不明な点等は、
メールフォームよりご相談ください

 

 

お問い合わせ後3営業日以内にご連絡いたします。
ささいなことでもお気軽にお問い合わせください。

 

    

 

電話で問い合わせをご希望の方は、右記番号(044-742-8662)をタップしてご連絡ください。

 

 

 


 

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