子どもがパニックに?切り替えの苦手さと対応方法を解説。

こんにちは。
フォレストキッズ川崎教室です。
「楽しく遊んでいたのに、お片づけを伝えた途端に泣いてしまう」 「予定が変わると混乱してしまう」 「気持ちを切り替えるまでに時間がかかる」
このようなお子さまの様子に、どう関わればよいのか悩んだことはありませんか。
今回は、研修で学んだ内容をもとに、 お子さまが活動や気持ちを切り替えることが難しい理由と、 ご家庭でも取り入れやすいサポート方法についてご紹介します。
このような様子はありませんか?
- 「おしまい」と伝えても、遊びをやめられない
- 予定やルールが変わると混乱してしまう
- 怒りや不安が長く続き、次の行動に移れない
- 初めての活動を前にすると動けなくなる
- 気持ちが高ぶると、泣いたり大きな声を出したりする
こうした姿は、必ずしもわがままや反抗によるものではありません。 お子さまにとって、今していることを終えて次の活動へ移ることが、 とても難しい場合があります。
「切り替え」とは?
「切り替え」とは、今行っている活動や気持ちから離れ、次の行動や状態へ移ることです。
例えば、楽しい遊びを終えて片づけに移ること、 外出先から家へ帰ること、 怒りや不安でいっぱいになった気持ちを少しずつ落ち着かせることも、 切り替えの一つです。大
人にとっては日常の中で自然に行っているように見えることでも、 発達の途中にいるお子さまにとっては、 予想以上に大きな負担になることがあります。
大切なポイント
切り替えができないのではなく、
「次に進むための準備に時間が必要」な場合があります。
子どもが切り替えを苦手とする理由
お子さまが活動を終えられなかったり、 予定変更でパニックになったりする背景には、さまざまな理由があります。
- 楽しい活動を途中で終えることが受け入れにくい
- 次に何をするのか分からず、不安を感じている
- 予定やルールの急な変更に対応することが難しい
- 自分の気持ちを言葉で整理することが難しい
- 怒りや不安を落ち着かせる方法がまだ分からない
- 初めての場所や活動に強い緊張を感じている
そのため、「早くして」「もう終わり」と繰り返し伝えるだけでは、 かえって不安や混乱が大きくなることがあります。
まずは、お子さまがなぜ動けなくなっているのか、 何に困っているのかを考えてみることが大切です。
切り替えがうまくいかないときに見られる様子
切り替えに難しさがあると、次のような姿が見られることがあります。
- 「終わりだよ」と声をかけても、次の行動に移れない
- 遊びをやめるよう伝えると、泣いたり怒ったりする
- 突然のルール変更に混乱し、どうしてよいか分からなくなる
- 怒りや不安を引きずり、行動が止まってしまう
- 新しい活動を前にすると、不安から動き出せない
- 一度気持ちが高ぶると、落ち着くまでに時間がかかる
このようなときは、叱ったり無理に行動させたりするよりも、 お子さまが次の行動を理解し、気持ちを整えるための手助けが必要です。
ご家庭でできる4つのサポート
切り替えをすぐにできるようにするのではなく、 お子さまが安心して次の行動へ進めるように支えることが大切です。
01
終わる前に予告する
活動を突然終わらせるのではなく、 前もって終わりが近いことを伝えましょう。
声かけの例
- 「あと5分でおしまいだよ」
- 「あと3回やったら片づけようね」
- 「この絵本を読み終わったらお風呂に行こう」
あらかじめ終わりを知ることで、 お子さまは少しずつ心の準備をすることができます。
時間の感覚がまだ分かりにくいお子さまには、 「あと5分」だけでなく、 「あと3回」「この歌が終わったら」など、 分かりやすい伝え方を選ぶことも大切です。
02
次の予定が分かるようにする
次に何をするのかが分からないと、 お子さまは不安を感じやすくなります。
タイマーや絵カード、写真、予定表などを使い、 今していることと次の活動を目で見て分かるようにしてみましょう。
伝え方の例
- 「遊ぶ」のカードの次に「片づけ」のカードを見せる
- タイマーが鳴ったら終わりにする
- 「おやつの後はお風呂」と順番を伝える
- 終わった予定を一つずつ外す
先の見通しが持てることで、 お子さまは安心して次の行動へ移りやすくなります。
03
気持ちが高ぶったときは、落ち着く時間をつくる
感情が高ぶっている最中は、 言葉で説明しても内容が入りにくいことがあります。
まずは安全を確保し、 静かな場所へ移動する、水を飲む、深呼吸をするなど、 お子さまが落ち着きやすい方法を試してみましょう。
声かけの例
- 「びっくりしたね」
- 「まだ遊びたかったね」
- 「ここで少し休もうか」
- 「お水を飲んでから考えよう」
すぐに気持ちを切り替えさせようとするのではなく、 まずは「嫌だった」「不安だった」という気持ちを受け止めることが大切です。
04
小さな「できた」を認める
完全に切り替えられたときだけでなく、 少しでも次の行動へ進めたことを見つけて認めてあげましょう。
認め方の例
- 「一つ片づけられたね」
- 「タイマーが鳴ったら止められたね」
- 「泣いていたけれど、お水を飲めたね」
- 「自分から次のお部屋に行けたね」
小さな成功体験を重ねることで、 「自分で次に進めた」という自信につながっていきます。
毎回同じ「切り替えの合図」を決める方法もあります
お子さまによっては、毎回同じ合図を使うことで、 活動の終わりを理解しやすくなることがあります。
- 終わりの歌を歌う
- 予定表にスタンプを押す
- 片づけの音楽を流す
- 最後に一つ好きな活動をして終える
- 「おしまい」のカードを見せる
同じ流れを繰り返すことで、 「この合図の後は次の活動へ移る」と理解しやすくなります。
パニックになったときに避けたい関わり方
お子さまが泣いたり怒ったりしていると、 大人も焦ってしまうことがあります。
しかし、次のような関わりは、 お子さまの不安や混乱をさらに大きくする場合があります。
- 「早くして」と何度も急かす
- 長い言葉で理由を説明し続ける
- 「どうしてできないの?」と問い詰める
- その場で無理に謝らせたり、約束させたりする
- 落ち着く前に次の行動を強く求める
- 泣いていること自体を叱る
気持ちが高ぶっているときは、 言葉をたくさんかけるよりも、 短く分かりやすい声かけと、安心して落ち着ける環境を優先しましょう。
切り替えを支えるときに大切にしたいこと
サポート方法がうまくいかなかったからといって、 お子さまに合っていないとすぐに判断する必要はありません。
同じ方法でも、その日の体調や疲れ、 活動への思い入れ、周囲の環境によって反応が変わることがあります。
大切なのは、方法を一つに決めつけず、 お子さまの様子に合わせて調整していくことです。
うまくいかなかったときは
「予告する時間が短かったかな」 「次の予定が分かりにくかったかな」 「今日は疲れていたのかもしれない」 と、方法や環境を振り返ってみましょう。
お子さまを責めるのではなく、 次に取り組みやすくするための工夫を探していくことが大切です。
フォレストキッズ川崎教室で大切にしている支援
フォレストキッズ川崎教室では、 お子さま一人ひとりの発達段階や気持ちに合わせながら、 安心して活動を切り替えられるよう支援しています。
ただ「次へ行こう」と促すのではなく、 お子さまが何に不安を感じているのか、 どのような伝え方なら分かりやすいのかを丁寧に考えます。
- 活動の前に予定や流れを伝える
- 絵カードやタイマーを使って見通しを示す
- 終わりの合図を分かりやすくする
- 気持ちが高ぶったときに落ち着ける場所を用意する
- 小さな成功をその場で認める
- ご家庭で取り入れやすい方法を一緒に考える
切り替えが苦手だからといって、 無理に急がせることが支援ではありません。
お子さまが安心して「次に進めた」という経験を積み重ねることで、 少しずつ自分で気持ちや行動を整える力につながっていきます。
切り替えやパニックについてよくあるご質問
Q 切り替えが苦手なのは、発達障害だからでしょうか?
切り替えの苦手さだけで、発達障害かどうかを判断することはできません。 年齢や発達段階、性格、その日の体調などによっても、 切り替えに時間がかかることがあります。 気になる様子が続く場合は、専門機関などに相談しながら、 お子さまに合った関わり方を考えることが大切です。
Q 毎日同じ場面で泣いてしまいます。
同じ場面で繰り返し泣く場合は、 終わりが突然に感じられている、 次の予定が分からない、 その活動を終えたくないなどの理由が考えられます。 予告や視覚的な予定、毎回同じ終わりの合図を取り入れることで、 安心して切り替えやすくなることがあります。
Q パニックの最中は、どのように声をかければよいですか?
気持ちが高ぶっているときは、長く説明するよりも、 「びっくりしたね」「まだやりたかったね」 「ここで休もう」など、短く分かりやすい声かけがおすすめです。 まずは安全を確保し、落ち着くまで待ってから、 必要に応じて次の行動を伝えましょう。
Q タイマーを嫌がる場合はどうしたらよいですか?
タイマーがかえって不安につながるお子さまもいます。 その場合は、「あと3回」「この曲が終わったら」 「最後にもう一つ遊んだら」など、 別の分かりやすい方法を試してみましょう。 お子さまが理解しやすく、安心できる伝え方を選ぶことが大切です。
Q 園ではできるのに、家では切り替えられません。
家庭は安心できる場所だからこそ、 疲れや気持ちが出やすいことがあります。 園でできているから家でも同じようにできるとは限りません。 ご家庭では、園よりも予告を早めにしたり、 休憩を挟んだりしながら、 無理のない方法を探していきましょう。
まとめ
遊びを終えられない、予定変更でパニックになる、 気持ちが落ち着くまでに時間がかかるといった姿は、 わがままや反抗だけで起こるものではありません。
お子さまにとっては、今の活動を終えることや、 次に何が起こるかを理解すること、 高ぶった気持ちを自分で落ち着かせることが難しい場合があります。
予告する、見通しを示す、落ち着ける時間をつくる、 小さな「できた」を認めるといった関わりを重ねることで、 少しずつ次の行動へ進みやすくなります。
大切なのは、無理に急がせることではなく、 お子さまが安心して「自分で次に進めた」という経験を 積み重ねていくことです。
お子さまの切り替えやパニックについて気になる方へ
フォレストキッズ川崎教室では、 お子さまの様子を丁寧に伺いながら、 一人ひとりに合った関わり方や環境づくりを一緒に考えています。
することで、安心して次の行動に移れるお子さまも多くいます。
大切なのは、一人ひとりのペースを大事にしながら、「自分でできた!」という成功体験を少しずつ積み上げていくことです。
今後も、フォレストキッズ川崎教室では、子どもたち一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、安心して過ごせる環境づくりに努めてまいります。
施設概要
| 施設名 | フォレストキッズ川崎教室 |
| 事業形態 | 児童発達支援事業 |
| 所在地 | 神奈川県川崎市幸区南幸町2-19 |
| アクセス | 川崎駅徒歩6分 |
| 電話番号 | |
| 対象児童 | 未就学児 |
| 定員 | 10名 |
| 受付時間 | 10時00分~18時00分 |
| 開園曜日 | 火・水・木・金・土 |
| 料金 | 自治体が定めた利用料 |
| 運営 | 株式会社城南ナーサリー |
よくある質問
よくいただく質問と回答を記載しております。質問を選択(タップ)すると、回答が開きます。下記以外で確認したいことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
顧問の撹上雅彦(かくあげまさひこ)が発達障害を抱える息子への想いをきっかけに、設立した児童発達支援施設であり、すでに全国には10か所の教室(関西・東海・千葉)があります。(2023年4月現在)
未就学児(1歳半~6歳まで)を対象としています。
営業日は火曜日~土曜日の5日間で、日月は休業日となります。営業時間は9:30~18:30です。
※支援時間は10:00~18:00(12:00~13:00は除く)の間に提供させていただきます。
支援時間は基本【1コマ60分】、個別支援となります。
支援内容は以下を基本の3本柱とし、お子様一人ひとりが過ごしやすい環境設定を行っていきます。
1.身体的技能の獲得(感覚統合)
2.知識の習得(学習支援)
3.社会性の習得(SST)
「預かり中心」の児童発達支援とは異なります。通所施設ですので、教室までお子様と一緒に来校ください。
教室には、待合スペースをご用意しておりますので、マジックミラー越しにお子様の支援を見学していただくことができます。
お子様の状況に合わせて、一旦外出され、支援終了時刻5分前にお迎えにお越しいただくことも可能です。
世帯の収入状況に応じて月々の上限額が異なりますが、3-5歳児は無償化対象になります。お住まいの自治体によって定められていますので、面談時に詳しくご説明させていただきます。
いいえ。 お子さまの課題によって、施設が「合う・合わない」があると思います。
『この施設なら通いたい』と感じましたら、見学後利用(契約)していただければと考えております。
通所受給者証は「障害児通所支援」という福祉サービスを利用するために、お住まいの市区町村から交付される証明書です。
療育手帳とは別のものになります。 フォレストキッズ(児童発達支援事業)をご利用になる場合は、この通所受給者証の取得が必要となります。
詳しくはお住まいの自治体にお問い合わせください。
一般的には「評価」「査定」として用いられることが多い用語ですが、障害福祉分野では療育マネジメントに先立って行われる第一段階における「評価」「査定」のことを指します。
今後どのような障害福祉サービスが必要なのか整理するためにおこないます。
具体的には、個別支援計画の作成の際に、今後の療育に必要な見通しや方針をたてるために行われます。
障害福祉サービス利用者が何を求めているのか正しく知り、能力や生活環境などを把握し、確認したうえで生活全般の課題(ニーズ)を抽出します。。
フォレストキッズでは、アセスメントに力を入れています。視覚認知、対人、言葉、感覚、発達段階等を細かく評価いたします。
フォレストキッズでは送迎を行っておりません。安全に通っていただくために、保護者様に送迎をお願いしております。
最寄り駅から徒歩10分以内にあり、近隣にコインパーキングもありますので、電車・お車での送迎も便利な場所となっております。
療育とは「治療」と「保育・教育」を合わせた言葉です。さまざまな障害のある子どもに対し、それぞれに合った治療・教育を行う場所のことを総合的に「療育センター」と呼んでいます。
はっきりとした定義がないため、児童発達支援事業所であるフォレストキッズも「療育センター」に分類される施設のひとつであるといえるでしょう。
フォレストキッズは、早期に必要な指導支援を受け、将来的な本人の負担を軽減するために、障害の有無に関わらず発達の遅れが気になるお子さまの利用も幅広く行うことが特徴です。
日常生活の自立支援や機能訓練をはじめ、遊びや学びの場を提供しています。
放課後デイサービスとは、6歳~18歳までの障害のあるお子さんや発達に特性のあるお子さんが、放課後や夏休みなどの長期休暇に利用できる福祉サービスです。
フォレストキッズ川崎教室は預かり中心の児童発達支援とは異なり、個々に応じた介入教育を早期に提供することを目的とした、未就学児(1~6歳)対象の児童発達支援施設です。
個人によって様々な症状やその程度がありますが、次のような症状があげられます。
①「社会性と対人関係が苦手」、「言葉の遅れ」、「行動や興味の偏り」などの自閉症
②「落ち着きがない」、「集中力がない」などのADHD(注意欠如・多動性障害)
③「読み書きの習得が遅れている」、「文字を書くことが難しい」などの学習障害
※生まれつき脳の機能に偏りがあることで、上記以外のさまざまな特性があると言われています。 気になることやお困りごとが生じたら、早めに専門機関へ相談し、支援を受けられる状況を作ることが大切です。
見学希望やご不明な点等は、
メールフォームよりご相談ください。
お問い合わせ後3営業日以内にご連絡いたします。
ささいなことでもお気軽にお問い合わせください。
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